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名古屋国際会議場のサステナブルな取り組み

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お知らせNCC News Vol.14(2016年3月号)

2016.03.01(火) 運営

News

「避難訓練コンサート」を開催しました!!

去る3月7日(月)に名古屋国際会議場 平成27年度避難訓練コンサートを開催し、約450名の方にご参加いただきました。講演会とコンサートの2部構成で行い、コンサート中に伊豆半島沖でマグニチュード8の地震が発生したという想定で避難訓練を実施しました。

第1部の講演会は、「男女平等参画の視点から見た防災」と題し、講師に名古屋YWCAの加藤佐紀子氏と名古屋学院大学の大宮有博准教授を迎え、東日本大震災などの被災地での経験をもとに私たちが日頃からできる備えについて講演をいただきました。また、講演会終了後には熱田警察署による防犯PRも行われました。

第2部の避難訓練コンサートでは、名古屋市消防音楽隊のコンサート、リリーエンゼルスによるマーチングを実施。全7曲の演奏と演技に参加者からは手拍子が起こり、盛り上がりを見せました。

フォーラムの写真

減災福祉まちづくりフォーラム

カラーガード・フラッグを持つ演者の写真

消防音楽隊・リリーエンゼルスによる演奏・演技

コンサートの中に地震が発生。会館職員や主催者役の名古屋学院大学学生による誘導のもと、参加者全員が無事に避難を完了しました。

センチュリーホールのホワイエにて震災・火災に対する備えを紹介したブース展示を併催。また、避難訓練後には熱田消防署による屋外でのはしご車、放水車、レスキュー訓練も実施しました。小雨が降る中、日頃はあまり目にすることのできない消防隊の訓練に多くの参加者が熱い視線を送っていました。

避難訓練の写真

避難訓練(センチュリーホール内)

屋外に避難している写真

避難訓練(屋外)

Topics

開館25周年記念 名古屋国際会議場 今昔物語②

「名古屋国際会議場と世界デザイン博覧会」

会議場の中庭に面して雄々しくそびえ立つ真っ白な騎馬像。イタリア・ルネッサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチが製作に着手し未完成に終わった作品を、現代日本の技術を駆使して復元・完成したものです。
これは、1989年に開催された世界デザイン博覧会の創造工房東海銀行館(名古屋城会場)に展示されていました。
その後、名古屋市に寄贈され、デザイン博の白鳥会場の跡地にオープンした名古屋国際会議場に設置されました。

世界デザイン博覧会は名古屋市制100周年を記念して、”ひと・夢・デザイン-都市が奏でるシンフォニー” をテーマに、1989年7月~11月の4か月間、名古屋市内の3会場にて開催されました。来場者数が約1,518万人に達し、「もっとも成功した地方博」と呼ばれています。

デザイン博の外観写真

名古屋国際会議場の1号館は、デザイン博のテーマ館として建設されました。会場内には「21世紀との遭遇」というテーマのもと、外国館や企業館など19個のパビリオンと6つの特別展示があり、北側には当時の先端技術を公開したパビリオンが立ち並び、南側には日本庭園や水辺ゾーンなど「自然的ゾーン」が広がっていました。当時の名残を今に伝えるモニュメント「創造の柱」や「アコウ」の木は、今も会議場の敷地内に当時のままに残されています。

展示の写真

デザイン博の閉幕後、テーマ館のあった白鳥センチュリープラザは翌年にかけての再整備により、名古屋国際会議場として生まれ変わり、白鳥をイメージしてデザインされたその建物は「平成2年度名古屋市都市景観賞」を受賞しています。その後、新たに2~4号館が増築され、現在に至っています。

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